弊社のモットーである「品質第一」を実現するため、一つ一つの活動は小さなものですが、弊社独自の品質改善活動に取り組んでいます。
「工場管理規定」の制定
弊社のような零細企業では、ISO認証などは費用面の問題でなかなか取得する事が困難ですが、品質を維持していく上での品質管理システムの重要性は十分認識しています。
そこで、ISOのように「品質マニュアル」、「各種規定」、「各種実施手順書」・・・とまではいきませんが、弊社のような小さい会社を管理する上で必要となる最低限度のルールを、「工場管理規定」として平成16年（2004年）1月に制定いたしました。
これにより、責任者の責任・権限、不良発生時の処理手順、製造時の各工程における管理項目・管理基準などを明確にすることができ、作業者による作業のバラツキをなくすことが出来ました。
「自動検査装置」の導入
導入前は、生産機種の多さから合格判定値の設定ミスや検査員自身の誤判断により、不良品の流出が少なからず発生していました。
そこで検査時の判定ミスを無くす為、製品名を設定すれば、記憶された合否判定の基準値が自動的に設定され、ボタン一つで全ての検査を実行してくれる「自動検査装置」を導入し、全数検査において使用しています。
ただし、いくら自動検査装置が正確な判定を行なっても、判定された製品のハンドリングは人手にたよらざるを得ないため、各検査工程については、任命された検査員以外の作業者が行なう事を禁止しています。
有限会社 下西電子
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