弊社は、1997年に親会社の倒産を機に独立し、「有限会社 下西電子」として新たなスタートを切りました。
スタート当時、生産レベルについては以前の従業員を全て確保できたため混乱はなかったものの、管理面や技術面でのバックアップがなくなってしまった為、特に品質レベルの確保には非常に苦労したものです。
幸い、客先の担当者の方々や品質保証を専門としていた友人達に協力して頂くことが出来た為、最低限度の品質保証体制を確保する事ができたことは非常に幸運でした。
取り扱っている製品の性質上、「火災」や「感電」などの重大事故に直結する製品も少なくないため、現在も当然のことではありますが、工場内に 『品質第一』 の掲示を行い、常に品質を意識した作業を心がけています。
大企業のように担当者をセミナー等へ参加させたり、大々的な教育訓練などは出来ませんが、零細企業ならではの作業者一人一人との毎日のコミュニケーションの中で、品質管理の重大性や品質意識の向上を図っています。
現在、特に小型の変圧器などについては、中国や東南アジアなどの国々へ移管されるセットメーカー様が増え続け、弊社のような零細企業は、仕事もどんどん減り会社存続の危機に立たされています。
今後もこのような状況は進むいっぽうであると考えられる為、弊社としては、低賃金労働力の国々へ発注することが困難な小ロットのものや、研究用や技術評価用といったサンプル程度のものを受注すること、また、国内ならではの短納期、高品質の製品を提供する努力を続けてまいる所存です。
今後とも有限会社 下西電子をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
有限会社 下西電子 代表取締役 下西 譲
有限会社 下西電子
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